4月の温室効果ガス排出量について

こんにちは。

大阪府内で鉄スクラップを取り扱う大阪故鉄株式会社です。

大阪故鉄では事業活動で発生する温室効果ガス(CO2)の排出量のうち、

Scope1とScope2の計測を2020年から実施しております。

2023年から2024年は様々な法律が変わり各種請求書等の変更もあり、送られてくる電気代・ガソリン代の請求書の書式等の変更も沢山ありました。

温室効果ガス排出量を算出するには工場等で利用した電気量や営業活動で使用したガソリン等の使用料の把握が必要になり、どうしても請求書との照合後に計測をおこないます。

なので、この数カ月は少し書式変更から拾い出すのに苦労したりとで遅れてしまいました。

ということで、遅くなりましたが4月の排出量が確定しましたのでご報告です。

本社:34㌧

諸福:33㌧

合計:67㌧です。

ほぼ例月と変わらない排出量でした。

今は6月ですが物凄く高温で今年の夏も猛暑が予想されます。

熱中症対策をしっかりとした上でCO2の排出量も健康に影響の出ない範囲で意識していきたいと思います。

最後までお読み頂き、ありがとうございます。

SBT認定取得しました!!

こんにちは。

大阪府内を中心に鉄スクラップを取り扱い、脱炭素社会に貢献する大阪故鉄㈱です。

先日のブログで「大阪故鉄のCO2排出量の可視化」を実施した旨を皆様に報告させて頂きましたが、実は昨年末よりCO2排出量削減に向けて大きな取組みを開始しておりました。

それがSBTの認定になります。

このSBT認定ですが、あまり耳にされたことが少ない認定かも知れません。ただ「カーボンニュートラル」に対して真剣に取り組まれている会社ほど、この認定取得に向けてかなりの労力と時間をかけて積極的に取り組まれている認定になります。

SBT認定とは何かを環境庁のHPから抜粋すると

企業が脱炭素に向けて取組む際の目標設定に関する認定で、2015年パリ協定で定められた産業革命前の気温からの上昇幅を2℃未満に抑える為に実施する取り組み内容が科学的な根拠に基づいて合理的な内容であるかどうかを判断し認定取得をおこなう国際認定。とのことです。

少し難しく感じられるので噛み砕くと、

パリ協定に基づいた気温上昇を抑える為に必要なCO2排出量削減目標を掲げた企業の数値と取組内容が科学的根拠に基づき実現可能かを国際機関が判断し認定を与える制度。になります。

もっと端的にいうと

「企業が掲げた温室効果ガス排出削減目標が国際基準を満たすかどうか判断する認定」と思ってください。(かなり端的に書いてるので詳細を知りたい方は各HPで検索してみてください)

ちなみに国際的な環境団体であるSBTイニシアチブの公式HPでは現時点(2022年7月)での日本国内のSBT認定企業は270社程度になっております。

大阪故鉄株式会社では2020年度を基準年とし2030年までに温室効果ガスの排出量を48.3%削減する目標と取組内容を掲げ、認定取得を受けました。

実は鉄スクラップ専業では日本初のSBT認定業者になります

鉄スクラップは脱炭素の切り札である日本の資源です!! その脱炭素に貢献する資源を取り扱う鉄スクラップ業者として、鉄スクラップを加工する工場そのものが温室効果ガス排出に取り組む必要があると考えております。

鉄スクラップ業界のカーボンニュートラルで最先端を目指す為、これからもCO2削減に向けて全力で取り組んでまいります!!

最後までお読み頂きありがとうございます!!

大阪故鉄HP

https://kotetsu.co.jp/