こんにちは、大阪で鉄スクラップを取り扱う大阪故鉄株式会社です。
本日は3月11日に実施致しました「社内緊急連絡網の実施訓練」の報告をさせて頂きます。
昨年は大阪北部地震や台風21号等の大阪府内での災害を含む日本全国で自然災害に見舞われた1年でした。
地震大国日本と言われるように、自然災害と背中合わせで生活をしていることを改めて痛感すると共に自然災害時における社内体制の構築が必要だと認識いたしました。
ちなみに、マグニチュード8~9クラスの南海トラフ地震が30年以内に発生する確率は70%~80%だそうです。(文部科学省地震調査研究推進本部/2013年1月、内閣府南海トラフ巨大地震対策検討ワーキンググループ参照)
正直、数値で説明されても「怖いな」とは思いますが『実感』としてはピン!ときておりませんでした。但し、地震を含む自然災害は、いつ・どこで・なにが起こるか分かりません。時間・場所・災害内容・災害規模によって様々な対策が必要になります。
そして、災害発生時に求められることは沢山あります。
ただ、まず第一に「社員の安全確保」および「社員と社員の家族を守る」ことを第一に考える上で「社員の安否確認」「社員の現状把握」が重要になると考えました。
今までも会社として「社内緊急連絡網」は作成し社内の誰にでも見れる場所に提示してありますが、それを元にした「実施訓練」はおこなっておりませんでした。
会社として、社員の安否確認を取る上で連絡網は必須になりますが、今までに実際に使ったことがありませんでした。
使わないことに越したことは無いのですが、全く未経験の中で本当に機能するのか?という不安もあり、3月11日に初めて訓練を実施致しました。
15時に災害が起きたことを想定し、現場・事務所・営業・休日者を含む全社員が参加し、緊急連絡網が機能するのか実施致しました。
詳細は下記の通りです。
実施:就業時刻内(3/11 15:00)に実施
内容:無事の確認・外出者は外出先での状況説明・建屋、機械設備の損傷の有無報告
結果:本社・諸福の両工場とも5分以内に各事業所所属全員の安否確認完了
今回は事前案内の上で訓練実施の為、スムーズに訓練完了しました。
実際の災害時には状況は一変している場合も有り、訓練通りに行く保証は無いですが、今後は今回の経験を活かして、少しでも機能性のある連絡網の構築を目指していきたいと思います。
最後までお読みいただき有難うございます。
大阪故鉄株式会社